2009.10 歯のケガの対処法
10月、といえば運動会シーズンですね。リレーやダンスの練習に励んでいらっしゃる方も多いかと思います。今月は歯のケガの対処法についてお話します。
騎馬戦や徒競争の際に転倒したり、ぶつかったりした場合、歯が欠けたり、抜けたりしてしまうことがあります。このような場合、唇や歯肉から出血するとびっくりして慌ててしまいがちですが、落ちついて対応しましょう。
まず、口の中に歯があるかをチェックします。万が一、口の中に歯がないときは周りをよく探してみてください。歯が見つかったら水道水で10秒程度洗い、歯を元の場所に戻します。元に戻せない場合は飲み込まないように注意しながら歯を唇と歯肉の間に入れます。歯がある場合は欠けていないかを確認し、欠けている場合は破片を探しましょう。
いずれにせよ、重要なのはすぐに歯科医院を受診することです。歯が抜けたとしても、歯根の周囲の歯根膜(歯をあごの骨に固定している組織)が 生きていれば、歯を元に戻すことができます。しかし歯根膜は乾燥に弱いので、歯を抜けたまましておくと30分くらいで死んでしまうのです。 口の中に保存した場合でも数時間程度しか生きていられません。 欠けた歯は適切な処置をすればきれいに治ります。
また、ちょっと打っただけだと思っても、レントゲンを撮ると歯根が折れている場合もありますので、軽く考えず、早めに受診されることをおすすめします。秀真会の多くの医院で夜間・土日祝日も診療を行っておりますので、ケガをされた場合にはすぐにお電話の上、ご来院ください。
激しいスポーツの際にはケガを予防する意味でもマウスガードの着用が望ましいと考えます。ケガに気をつけてぜひ楽しい運動会をお過ごしください。
